空気と戦争

なぜ追加したのかすっかり忘れてしまったが、Amazonのウィッシュリストに入っていたのでずっと気になっていた。


空気と戦争 (文春新書)

空気と戦争 (文春新書)


日本の近代史を例に取り、客観的な数字を積み上げ、論理的な検証を重ねることの重要性が語られている。論理的なな根拠もなく決断を下すとどうなるか、数値の積み上げを行なっていたとしても、そもそもそれが間違っていた場合にどのような結果を招くかについて、日本が戦争に突入していく過程を追いながら述べられており、数字で考えることの重要性が腹に落ちた気がした。