効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/12/14
- メディア: 単行本
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日経の広告で見て買ってしまったが、共感できた部分は以下。
・原理原則、細部のテクニック、試行錯誤のバランスを重視
『仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法』には仮説を立てられるようになるには、経験が重要とあったが、それと同じ感じがした。自身の「オリジナル」を生み出すためには、基本から入り、シャドウボクシングを積み重ね、そして試行錯誤を繰り返す必要がある。丸腰で徒手空拳でやっても成功する確率は低くなるものだなと再認識。
・フレームワーク力
フレームワークを使いこなすために、約200の基本パターンを覚えたとのこと。会社のナレッジを活用すべし。
・自分の価値が出せない仕事については断ること
若いうちはこれも経験と思って色々手を出してみるのもいいが、ある程度経験と実績を積んだ後は考えや作戦なしに自分の苦手な領域、未経験の領域に突撃してはいけない。これまで失敗した上司、先輩、同僚をみてきたし、自身も失敗した経験がある。自身が生き生きと価値を生み出せる領域で勝負し、新しい分野に挑戦したい時は、知見や経験のある領域から少しずつカバー範囲を広げるべし。
・集中力を高めるためには、体力をつけること
これは・・おっしゃるとおり。自転車を複数台用意して、自転車に乗ること自体に飽きがこないようにするなど、工夫が見られる。休日の午前中は散歩にでもでかけた方がよさそう。
まあまあいい本。