Oracle SOA Suite 11g R1インストール
なつやすみの自由研究として、Oracle SOA Suiteのデモ環境を作って、しみじみと動かしてみることにした。
環境はWindows Vista SP1、メモリは3GB。
デモ環境を作るにあたり、Oracleのid:satonaokiさんの記事をおおいに参考にさせて頂いた。
http://d.hatena.ne.jp/satonaoki/archive?word=*[soa11glab]
必要ソフトウェアのダウンロード
はっきりいって、ここが一番敷居高い。合計7GB超のダウンロードが必要。
以下を参考にしました。
(1) Oracle SOA Suite 11g R1のハンズオンを行う際に必要なソフトウェア一覧
http://d.hatena.ne.jp/satonaoki/20090713/p1
今回、私の環境では、
ソフトウェア | リンク |
---|---|
Oracle DB | Oracle XEの10.2.0 |
WebLogic | wls1033_oepe111150_win32.exe |
SOA Suite | ofm_soa_generic_11.1.1.2.0_disk1_1of1.zip 及び ofm_soa_generic_11.1.1.3.0_disk1_1of1.zip |
Repository Creation Utility | ofm_rcu_win_11.1.1.3.2_disk1_1of1.zip |
JDeveloper | jdevstudio11113install.exe |
を使った。
JDeveloper、SOA Composite Editorのインストール
若干バージョン標記の違いはあるものの、ほぼ以下のサイトの説明通り。
(2) JDeveloper、SOA Composite Editorのインストール
http://d.hatena.ne.jp/satonaoki/20090714/p5
後続のWebLogicインストール後、OSの環境変数JAVA_HOMEのパスだけ、手動でWebLogic同梱のJDK格納先に変更しておいた。
Repository Creation Utilityの実行
ここで、DBのインストールが必要。私の場合既にXEが導入済みであったため飛ばしたが、やっぱり以下のサイトが参考になる。
(3) Oracle Database XEのインストール、RCUの実行
http://d.hatena.ne.jp/satonaoki/20090714/p6
RCUの実行手順も上記サイトにある通りだが、スキーマ所有者の接頭辞は"DEV"ではなく"SOADEV"にした。
後日「"DEV〜"のスキーマって、なんだっけ???」となりそうなので・・・。
WebLogic Server、SOA Suiteのインストール
基本は以下のサイトの説明通り。
(4) WebLogic Server、SOA Suiteのインストール
http://d.hatena.ne.jp/satonaoki/20090720/p1
何点か、上記サイトの説明と違うところをメモ。
SOA Suiteのインストールについては、
- ofm_soa_generic_11.1.1.2.0.zipを解凍
- 解凍して作成されるDisk1配下のsetup.exeを実行し、SOA Suiteをインストール。
- ofm_soa_generic_11.1.1.3.0_disk1_1of1.zipを解凍
- 解凍して作成されるDisk1配下のsetup.exeを実行し、SOA Suiteをアップグレード。
という手順が必要だった。
SOA Suite用のWebLogicドメインの作成中、「ドメイン・ソースの選択」画面については、選択対象の製品が増えてる。BPM Suiteとか。
全部選択した。
「JDBCコンポーネント・スキーマの構成」画面では、スキーマ所有者の接頭辞がデフォルト"DEV"になっている。
コンポーネント・スキーマを1個ずつチェックして、接頭辞を"SOADEV"に修正していった。
あとは特に問題なし。WebLogicを起動し、各種画面にも問題なくアクセスできた。
インストール自体は簡単で、モジュールのダウンロードに時間がかかるぐらい。
あと注意点は、OSのメモリかな。3GB以上ないときつい。