日経SYSTEM『マネージャになるとき なぜ優秀な技術者が失敗するのか』

技術者としては優秀だったのに、ダメ・マネージャになる4ケース。


1. 「自分基準型」マネージャ - 能力劣る部下は許せない。任せた仕事を取り上げる。


2. 「タコツボ視点型」マネージャ - 技術者の発送から抜け出せず、問題への対処あきらめ職務放棄。


3. 「部下無関心型」マネージャ - 日ごろのコミュニケーションもなく命令を押し付ける。


4. 「計数管理型」マネージャ - 現場も見ず、数字の把握に明け暮れる。

少なくともプレイヤーとしては優秀なんだったら、まだマシと思えるようなマネージャもいるけど。


あとレジェンダリー馬場史郎の「マネージャは技術系と人間系スキル両方が必要だ」は、別にマネージャに限った話じゃない気がして、がんばっていかなあかんねというはなしなのだと思った。あと、以下だが

そもそもITエンジニアは、技術が好きな人種である。技術の専門家としてキャリアを積むことは、好きなことをやる延長線上にあるから、それ自体が動機になる。一方でマネージャになると、技術に弱くなるので、抵抗感を覚える。


「技術に弱くなる」というのは、細かいコマンドとかを知らなかったりするということか?
お手本にしたいと思えるマネージャや部長なんかは、「深いところ」までをよく知ってる人だったりするので、新しい技術でもすぐに理解できている、ように見える。

結局は、マネージャになるとプレイヤー時代のように実機でコマンドを打ち込んでしみじみと動作を確認したり、1つの事に没頭して何かを調べたりという時間も心の余裕もなくなるので、タイムマネジメントであったり、プライベートを含め諸々のToDoの優先順位付けが今まで以上に重要になる、ということなのだと勝手に解釈した。