論より詭弁 反論理的思考のすすめ
読んだ。
論より詭弁 反論理的思考のすすめ (光文社新書)
posted with amazlet at 09.10.12
香西 秀信
光文社
売り上げランキング: 77463
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論理的なはずなのにうまくいかないと感じたら読みたい論理的思考の急所
詭弁を見破る力を養うために
詭弁とは何か
像を撫でつつ、かく語りき
タイトルに「反論理的思考」とあるが、論理的思考を否定するということではなく、古来より「詭弁」と呼ばれてきた議論の手法を分析することにより、論理的思考が陥りがちな弱点を知り、そして、その弱点をいかにうまく補うかを知る、というのが本書のキモと感じた。
詭弁の罠に陥らないためにも、資料を作成する時には、「言い方、そしてトピックの順番に気を配る」という点や、「その定義は何か?(言葉の揺れ)」に注意しなければならんなと改めて思った。
ちなみに、全然本の内容と関係ないけど、哲学系の学者さんが時折見せる皮肉や、自虐的な記述にはいつもクスリとさせられる。