北島康介の「勝負脳」6ヵ条

 

北島のメンタルの驚異的な強さにあやかりたく、何年かぶりにAERAを購入。

 

 

日本の競泳チーム向けに日大の教授がレクチャーしたという、勝負脳を全開にする「秘伝6ヵ条」。解釈を加えると、

 

 

1、ライバルにではなく、自分に勝つべし。常に、自己ベスト記録の3割増しの力を出そうとするべし。

2、前向きな心理状態を保つべし。そのために、「疲れた」とか「大変だ」等の弱音や否定の言葉を使わないようにすべし。

3、最後まで「勝った」と思うべからず。「勝った」と気を緩めた瞬間、本来持っている力を発揮できなくなる。

4、ペース配分を気にしてコツコツ練習、勝負するべからず。常に全力で練習、勝負せよ(一流選手に限る)。

5、競泳なら、プールと自分が一体化していると感じるほど集中し、プラスのイメージを構築すべし。

6、スポーツは、「1、2、3、4、半拍」のリズムをキープすべし。日常生活でも、自分が一番力を発揮できる「パターン」を作り上げるべし。

 

 

のような感じだろうか。

 

 

中村天風は、マイナスの言葉を言ったり思い浮かべたりしたら、すぐに打ち消しの言葉を継ぎ足す習慣を身に着けることを推奨している。「疲れたなあ」と言ってしまったら、すぐに「などど昔はよく言ったものだが。どっこい元気だ」と打ち消すのがよいらしい。このあたり、「いくら打ち消したって疲れてるもんは疲れてるわい」などと言っては元も子もない。最近のとあるホットエントリでも言われているように、少しバカになって、騙されたと思って素直になるとよいことがある、かもしれない。

 

 

とりあえず、「勝負脳」の提唱者の人の本を注文してみた。

 

 

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)