超凡思考
昨年ネットや雑誌等でよくみかけた、ライフネット生命保険の岩瀬さんの本。新聞の広告を見て買ってしまった。
読んだが、目の覚めるような新しい事項は読み取ることができなかった。
主張としては、小手先のテクニックにおぼれるのではなく、「自分の本当にやりたいことは何か」「自分のやりたくないことは何か」に注目し、得意なことに集中し、成功するまで愚直に努力すべしというようなことと受け取った。
- 作者: 岩瀬大輔,伊藤真
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/02/10
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 44回
- この商品を含むブログ (56件) を見る
本書では、ノウハウ本なんかいくら読んだって無駄じゃね?と書かれているが、今回、ああ、そうだなあとしみじみ思った。本書にも(著者は書いても意味ないと思っていたそうだが)ノウハウらしきことがツラツラと書き連ねてある。正直言って、どこかで読んだような内容ばかりだった。これは悪いと言っているのではなくて、本質的に重要なことは決まっているはずだから、今まで読んできたビジネス書に似たようなことが書いてあっても、そりゃそうだよねということ。トヨタのカンバン方式やってるとこいくら見学したって、カンバン方式がすぐできるようにならないのと一緒で、ビジネス書単純に読むだけなら、何の意味もないのよね。
読んでよかったことと言えば、すごい優秀な人ほど、地道で泥臭い努力してるものなんだなと再認識できたことかしら。