われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う
これも普段読まない本を読もうシリーズ。
- 作者: 土屋賢二
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1999/04
- メディア: 文庫
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父上に「哲学を勉強したいので、何かおもしろい本を紹介してください」とお願いしたところ、本書を推薦された(本当は『われ笑う、ゆえに我あり』を推薦されたのだが、Amazonで中古本を注文したところ、誤って?本書が送られてきた。誤りだと気づいたが、1円だからいいかと思って捨て置いた)。
読んでみたが、この本は、いけない。わたしは通勤の電車の中で読書をすることにしているのだが、本書を読むとニヤニヤしてしまい、ひどい時は吹き出して笑いが止まらなくなってしまう。きっと、周囲の乗客からはキ○ガイと間違われてしまったに違いない。とにかく、日本語の使い方がおもしろかった。これで1円は安い!(送料別)。
しかし、残念ながら、当初の目的であった哲学のなんたるかはまったくわからなかった。「おもしろい本を紹介して」と言ったのが間違いだったらしい。本書でも帰納、演繹を使った表現が使われている箇所はわかったが、哲学にはその他にも「〜法」なるものが色々とあるらしい。そのあたりも含め、今後も哲学関係の本に挑戦してみよう。