Oracle Database 11g運用管理


パートナー向け11gセミナーに行ってきた。資料やデモで使われたFlashは後日OTNにアップされるらしい。

11gだが、とにかくますますオートノミックというか、かしこくなっている。SQLチューニングアドバイザは10gのころからあったのだが、11gではとうとうOracleが負荷の高いSQLを検知して、自動でチューニング(SQLプロファイルを自動実装)してくれるらしい。あと、メモリ管理のパラメータはとうとう1つ(memory_target)になり、SGAとPGAひっくるめてOracleが自動管理してくれるようになってしまった・・・。

EMがどんどん便利になるのはいい面と悪い面があると思っていて、いいなと思うのは新人エンジニアや情シス部門の担当者でも、EMのWeb画面を通じてひと昔前なら結構高度な管理タスクを実行できるようになること。
一方、便利になるとOracleについて深く知る必要なんてないと考える人が増えるのはまずい。EMがどんどん便利になっても、アドバイザから推奨されたSQLが本当に妥当なのかどうか確認できる力は必要だし、障害対応にはやっぱりDBの仕組みを熟知する必要があるはず。

あと、Oracle以外のDBさわることになった時に、「EMがあれば・・」とか言うのってイケテないだろ→おれ。