フューチャリスト宣言
やっと、読むことができた。よかった。
- 作者: 梅田望夫,茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/05/08
- メディア: 新書
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梅田さんも茂木さんも、なんだか少年のようであった。
いろいろ思うところがあったのだが、1つは以下の記述。
中途半端だとサバイブできない時代になってくると思いますよ。というのは、ギークでもギーク・オブ・ギークみたいなものでないと、今後はどんどん凡庸な存在になっていくという、コモディティ化の問題が常におきます。
「ギーク・オブ・ギーク」になることは、庶民にはかなり敷居が高いというか、ほとんど無理だと思った。将棋でいったら、羽生とまではいかないけど、まあ、A級ぐらいにはあがらないとってことでしょ。
「ギーク・オブ・ギーク」は難しいだろうけど、庶民が差別化を達成する可能性があるとすれば、「デザイナー」になることじゃないかなと思った。これは大前研一の本のパクリなんだけど、「異なる領域のものをつなぎ合わせて、新しい自分の好きな『何か』を生み出すこと」なら、庶民にもできるかもしれないということ。だって、自分の好きなもの、関心のあるものって、人によって全然違うことが多いから、その組み合わせによっては、「ほぅ、これはおもしろい」と人に思わせるものが生まれる可能性はあると思う。
先ず、いろんなものに関心を持って、自分が夢中になれる「何か」を増やしていく必要があるなと思った。また、「自分にしかできないこと」ってないかなあと、日常の折々でふと立ち止まって考える習慣も必要。
関連なんだけど、自分に絵心があればなあと、最近思っている。Second Lifeのアバターって、申し訳ないけどものすごくブサイクで、実に気に入らない。自分好みで、かっこいいアバターをつくれたらなあ。絵心がないんだよな・・人に頼むんじゃなくて、自分で作りたい。
など、感想。