即戦力の磨き方

昨日、帰りの新幹線の中で何冊か読んだのだが・・その内の一冊がこの本。


即戦力の磨き方 (PHPビジネス新書)

即戦力の磨き方 (PHPビジネス新書)


内容は、大前研一のこれまでの書籍に書かれていた内容の繰り返し(脳に定着するから、何回言ってくれても全然いいのだけど)。


「語学力(というか、きれいな英語が喋れることよりも、言葉も文化も違うところで自分の考えを主張し、物事を前に進めていく力だと思うけど)」、「財務力」、「問題解決力」。いずれも、重要な力だ。


それよりも、この本を読んで改めて重要性を感じたのは、「情熱」。


というのは、昨日のとくダネで瀬戸内寂聴さんのインタビューが流れていて、

「私が一番好きな言葉は『情熱』なんですよ。情熱がない生活は、本当に味気ないですよね。情熱のない行動なんてつまらない、せっかく生きてるんですよ。」

という言葉がすごく印象に残っていたのだ。


ビジネスで英語が使いこなせることや、ロジカルであることはもちろん大事なのだけど、この本を読むことで、自分の「うれしいこと」「楽しいこと」に向かって、何をすべきか自分の頭で考え、行動することが重要だと再認識することができた。よって、この本は読んだ価値があったと思う。